2018年、読んで本当に良かった3冊
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年の瀬ですね。今年は比較的たくさん本を読みました。
読書メーターで読書量の記録をつけていて、2018年6月からつけ始めたので、月に2.13冊ペースで読みました。
読んだページ総数は4027ページでした。めくったね〜
2018年を振り返るという意味も込めて、今年読んだ本の読書感想文を振り返って、この本よかったなぁ、誰かにオススメしたいなぁ、と思ったものを載せていこうと思います。
君たちはどう生きるか/吉野源三郎
読了直後の感想
オススメする理由
めちゃくちゃ有名な本なのでみなさんご存知だと思うんですけど、コミカライズもされている名作です。漫画版では削られている部分もあるので、原作を読むことをお勧めします。
コペルくんという中学2年生の男の子が生きる中で様々な事柄に出会いながら成長していくお話ですが、このお話ではコペルくんのメンターの役割を担う「叔父さん」の言葉がとにかく味噌です。
コペルくんが感じた憤り、苛立ち、後悔は、人間が誰しもぶつかる壁なのですが、それにどう立ち向かうのかを一緒に考え、叔父さんと一緒に答え合わせすることができるのが何よりの魅力です。
学ぶことは生きること。それを再確認させてくれる本当に素敵な1冊です。
フーガはユーガ/伊坂幸太郎
読了直後の感想
オススメする理由
伊坂幸太郎の新作です。面白かった!ミステリーでSFで、現代社会の闇に問題提起もしている作品です。
毒親やいじめなどキツイ表現が多くて読んだ後はしんどいけど、読了感は考えさせられることが多くて心地よい。
何より伏線回収のスピード感と、言葉選びの面白さと、キャラクターの魅力がバランスよいです。伊坂幸太郎は久しく読んでいない、という人に勧めまくっています。
バカと付き合うな/堀江貴文・西野亮廣
読了直後の感想
オススメする理由
さっくり30分で読めますが、言いたいことを全部言ってくれていて気持ちいいです。
そして決して誰かをバカにしてこき下ろしている内容ではないのがポイント。
行動しろよ!考えろよ!さあ行け!という背中を押すメッセージが詰め込まれていて、全く嫌味じゃない。
ホリエモンさんと西野さんの共著ですが、お互いアクが強すぎて化学反応起こして綺麗なとこだけ抽出されています。タイトルに反するポジティブパワーを秘めた著。やしろあずき先生のイラストもマッチしていて可愛いです。
本と2018年のことを振り返る
Kindleを買って、読書量は明らかに増えました。
大学時代よりかなり本を読んでいるので、何が一番の要因か考えてみたのですが、仕事する楽しさに出会えたからかなーと思います。(まあそのせいでメンタルの限界突破も経験してしまいましたが。。)
あとは単なる読書量じゃなくて、本を読んで「どんなアクションをしているか」が重要だと気づく一年でもありました。
読書家は周りにたくさんいますが、本の内容を活かすことができているのは、ほんのひと握りなのだと、客観的に見ていてもわかるくらい、「インプットしたことを良質な形でアウトプットする」のは難しいのだと実感しました。
だからこそ、「バカと付き合うな」のあとがきに、「本を閉じて、行動してください」と書かれているのは、本当に愛情たっぷりだな〜と思いますね。
そういえば、Kindleと紙の本3:7くらいで購入していますが、今回選んだ本は偶然全て紙の本でした。Kindleは積読ばっかりだからかな。
本との出会い方が変わった一年だな〜ということも、呟いてました。
Kindleを使い始めてから紙の本を買う頻度が増えた。読みたい本は電子書籍で買えばいいから、書店に行く時はピンときたものに絞ってジャケ買いできる。楽しい。電子書籍リーダーで書籍との出会い方が変わるんだな。
— しげ@メンタルブロガー (@shigehidesan) 2018年12月24日
今年中にもう一度、本屋でジャケ買い祭りしたいですね。
来年も良い本に出会えますように。